SPECIAL

キャストインタビュー

結希アンジュ役
千葉翔也さん

本作はヴィジュアル系、音楽、ヴァンパイアとオタク心をくすぐられるテーマが盛りだくさんですが、最初に脚本・全体的なストーリーを読まれての感想をお聞かせください。

オーディションで資料を読ませていただいた時に感じた、新しいエネルギーそのままに最後まで駆け抜けていると思います。僕自身が音楽が好きなので、歌をぶつけ合って戦うという設定が意外なほどすんなり入ってきていますし、世の中を魅了する人たちがたとえヴァンパイアでも僕は受け入れられてしまうかもと思いました。それぞれが信念や覚悟を貫いて生きている様は不器用ながら格好良く、見ていて心が突き動かされ、力をもらえるなと感じています。

結希アンジュというキャラクターは、千葉さん自身どのような人物だと解釈されていますか? また、アンジュのここに注目してほしいポイントを教えてください。

とても素朴な少年。素直で純粋なので、それが人によっては深い優しさにもなりうるでしょう。人との触れ合いに対してどこか遠く感じるようになっていますが、音楽全般に対しては逆に非常に感性豊かで、ギルの歌、ヴァンパイアが歌う歌に触れた時に生まれる心のエネルギーは彼自身を成長させる原動力になると思います。
自分なんかでは歌えないと思い込んでいる彼がどう殻を破っていくのかを見守ってほしいです。

第1話ではアンジュがヴァンパイア(ダンピール)として覚醒しました。この回で印象に残っているシーンやお気に入りのシーンはありますか?

第1話の段階では、僕自身ヴァンパイアの認識が完全でなかったので、アンジュはこの時なぜこうなったんですか?血に対してどういう状態ですか?というのは質問しながら作ったのを覚えています。
「ギルティ♰クロス」を聴きながらアンジュがシンジュクの街を歩くシーンでは歌詞が壁や空にインサートされるのが個性的で、街と音楽が絡み合って息づいているように感じられて好きです。

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