SPECIAL

キャストインタビュー

ジャック・ムートン役
矢野奨吾さん

本作はヴィジュアル系、音楽、ヴァンパイアとオタク心をくすぐられるテーマが盛りだくさんですが、最初に脚本・全体的なストーリーを読まれての感想をお聞かせください。

まず、ヴァンパイア×ヴィジュアル系サウンドという組み合わせに胸が熱くなりました。
音楽を通して見えてくる彼らの想いや、ヴァンパイアだけれど人間味のある言動に魅力を感じました。

ジャック・ムートンというキャラクターは、矢野さん自身どのような人物だと解釈されていますか?また、ジャックの好きなところや注目ポイントを教えてください。

感受性豊かで愛情深い子だなと思います。皮肉めいたり挑発的な発言も多いけれど、それは素直になれない子供のようで。
また彼は自分を好きではないが故に、自分を好きになりたいと強く思っているようにも感じます。危うさを纏っていて、なんだかほっとけないですね。

余裕なフリをして弟のロビンに翻弄されたり、正直になれなかったりする双子のやり取りが可愛くて微笑ましく感じました。これまでを振り返り、個人的に印象に残っているシーンやお気に入りのシーンはありますか?

やはり第3話は印象深いです。弟への愛と憎しみが二律背反で、彼の抱える痛みが明確に見えてきます。
ロビンの記憶を消してお別れを告げようとするシーンや、ロビンの気持ちを受け取った上でそれでも自分はサガのものと意地悪く伝えるところは、彼の本音と素直になれない兄としての優しさが詰まっています。

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