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スタッフインタビュー

キャラクター原案
片桐いくみさん

作品との出会いを振り返って思い出されることは?

ヴィジュアル系×ヴァンパイアは初めて言語化された世界の真理、とV系に造詣の深いアシスタントの発したワードは忘れられません。
造詣の浅い私などは属性を盛り過ぎでは?と当初は思っていたのですが、いざ蓋を開ければなぜ多くの人がやらなかったのかと疑問に思うほどしっくりときています。

「キャラクター原案」として注力されたポイントは?

衣装の入魂ポイントなどあげればキリがないのですが、キャラクターの見た目でいえば赤い目でしょうか。
赤いだけではつまらないかなと、瞳孔のまわりに元の瞳の色を残したりそれぞれのキャラにバリエーションを考えるのが楽しかったです。
実は私服の時も瞳に赤を残して分かりやすくこのキャラヴァンパイアです!と主張していたのですが、今見るとそこばかり浮いて怖かったので止めていただいて本当によかったです…!

特に気になるユニットは?

ECLIPSE(初代)です。特にサガは当時と今では受ける印象が違うので、ぜひ彼らの楽屋も覗いてみたいユニットです。
ディミトリが一人でしゃべっていそうだけど4人で会話は成立していたんでしょうか…。

ビビッときたシーンを1つ教えてください!

OPです。とにかく美しい!
髪の毛の繊細に光る描写や切なげに歌う表情を何度も再生しています。私の絵はどちらかといえば生気があまりないので、こんなに瑞々しいO★Zを見たのは初めてでそこも衝撃でした。
改めてアニメをつくるプロの皆様の熱意を全身に浴びて、私も遅れをとらないようもっとくらいついていかなければ!と気が引き締まりました。

ズバリ、ご自身が〝美〟を感じるものとは?

生き方が真摯な方に美を感じます。
目標に向ってストイックな姿を見続けていると自然と自分も習おうとしたり。
お姫様のような外見だけど自分のお店も経営しているしっかり者のベスちゃんや、サガを支えることに真っ直ぐなミストの生き方も美しいなと思います。

最後に本作のみどころや「ヴィジュアルプリズン」を楽しんでくださっている方たちにメッセージを!

本作はキャラクターのかかえる闇を考察し彼らの織りなすブロマンスに震えるもよし、ただただ音楽と映像に酔うもよし、知人と語り合うのにも事欠かない作品になっていると思います。 是非各々楽しんでください。 私は仕事用のツイッターアカウントをほぼ実況アカウントにしながら全12話を全力で楽しみたいと思います。