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スタッフインタビュー

総作画監督
山口仁七さん

作品との出会いを振り返って思い出されることは?

最初にいただいた資料は片桐いくみさんの設定のみでしたので、ヴァンパイアが歌うと知ったのは後でしたね。徐々にシナリオをよんでいく度に斬新な世界観に引き込まれましたね。最初に打ち合わせしたのはサブデザインの時でしたが、ECLIPSE(初代)の発注あたりで混乱するのですが最終的に良いデザインに上がったのが印象深いです。

「総作画監督」として注力されたポイントは?

とにかく顔の美しさですね。キャラクターデザインの芝さんが片桐さんのデザインをそのまま再現されていたので、可能な限り近づけることに注力しました。正直なところ、片桐さんもアニメ用に極力線を少なくするように意識されたのか洗練されすぎて非常に難しい絵柄だと思います。アニメでも美しく!を意識して作業しました。個人的にちゃんと描きたいなという部分はギルとイヴの少し見える鎖骨から肩のラインですかね。

特に気になるユニットは?

みんな良いですが贔屓しているのはECLIPSE。色々謎すぎて動向を追ってしまうというか。自信満々で周りの様子を一段上から楽しんで観ている。けど、家では裸でシャンパン飲んでるディミトリ、それを平然と受け入れているハイド。この二人良いなあ、と。

ビビッときたシーンを1つ教えてください!

6話のあるシーンですかね。すごくうまい原画さんが担当してくださって、迫力のある良いシーンになってます。

最後に本作のみどころや「ヴィジュアルプリズン」を楽しんでくださっている方たちにメッセージを!

ヴァンパイアが歌で競うという斬新なアニメ。まだまだ導入部なので、今後も見逃せないです。ぜひ楽しんでいただければと思います。