SPECIAL

スタッフインタビュー

撮影監督
鈴木彬人さん

作品との出会いを振り返って思い出されることは?

ヴィジュアル系がテーマの作品はとても少ない印象で、そこにヴァンパイアを絡ませるといったいどんな作品になるのか予想がつきませんでした。作品に参加するにあたり、田中監督にはイメージしたバンドや作品を通しての雰囲気を伺ったりして自分なりの作品への関わり方を探りました。

「撮影監督」として注力されたポイントは?

ユニットごとにイメージカラーがありますが、撮影処理を加えるうえでその印象が崩れないように気をつけています。ライブシーンではドラマパートの延長でありつつも、ちょっとリッチに雰囲気が変わるように工夫しています。

特に気になるユニットは?

ECLIPSEがお気に入りです。他ユニットに比べ少ない人数であることを感じさせない、力強いディミトリと上品なハイドの歌唱力が魅力だと思っています。空から飛んできたり自室で裸になっていたりと登場するたびに印象に残るキャラクター性も好きですね。

ビビッときたシーンを1つ教えてください!

#3のAI=ZOのライブシーンは、作中では意外と少ない作画によるプリズン空間でのライブになるため、3DCGのライブシーンに負けないように撮影も力を入れました。ジャックとロビンによる愛憎を描いた掛け合いも面白い話数だと思います。

ズバリ、ご自身が〝美〟を感じるものとは?

スポーツ観戦していると美しい瞬間に度々出会えます。真剣勝負の場で盛り上がりが最高潮に達する瞬間や、フィールド内外でのスポーツマンシップ溢れる行動など。とても感動しますよね。

最後に本作のみどころや「ヴィジュアルプリズン」を楽しんでくださっている方たちにメッセージを!

ヴァンパイアならではの苦悩から人間らしい欲望まで、本作を通してキャラクター達のいろいろな思いを見て聞いて楽しんでいただけたらと思います。